小心者のサラリーマンブログ

社会人5年目(小心者)からの発信

やる気とは

どこかで、脳医科学的にはやる気などそもそも存在しない、という記事を見た。

 

仕事でやる気が出ない時の心理を自己分析してみると、やる気よりもむしろやらない気が強く心を支配していることに気付く。

 

であれば、やる気とはやらない気が払拭されている状態ではないかという仮説を立てる。

 

例えば、子供が無邪気に遊ぶとき、遊ぶ気があるのではなく、ただ遊んでいるのだ。そこにやる気が存在するか。はてなだ。

 

遊ぶことを忘れた大人は遊ぶことで、金が飛ぶこと、遠出をしなくてはならないこと、公園でサッカーをしていたら恥ずかしいこと、そんなことが増えていき、遊ばなくなる。

 

やらない気をどう取り除くか、それが勝負どころである。

 

僕は仕事は好きだ。しかし今の仕事にやる気が出ない。それは、純粋に人のため、会社のため、社会をなんとなく良きしていき、良くしたご褒美で売上やボーナスが貰えるというのが、資本主義の交換原則のはずなのに、こうしたら良くなるんじゃないか、こうしたら皆んなハッピーになるんじゃないかという言動があまりにも軽視され、ただ部分最適の自己保身的リスク回避的な意見が優先される。

 

それは、仕事の本分ではないと感じる。

 

もっと物事をシンプルに考えれば、ただ仕事をすればその対価が頂けるのに、そこに自分のため、という基準がはいると、物事がかなり複雑になる。

 

それが一番煩わしく、一番やる気をなくす要因である。